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さいたま新都心郵便局事件HEADLINE

さいたま新都心郵便局自死事件報告


小林孝司さんは23年間勤めた郵便局から意に反して2006年に取扱郵便量が首都圏でも有数の大規模局さいたま新都心局に異動。連日「ミスるな!事故るな!残業するな!」などと叫ばれ、交通事故や誤配などをひき起こした場合には「お立ち台」に立たされ責められる、年賀はがきの販売目標が一人7千〜8千枚という環境でした。そのうえ通区していないエリアを多く含む「翌朝郵便」を担当させられ激しいストレスの中2008年に「抑うつ状態」を発症します。病気休暇と復職をくり返したのち、2010年12月の始業直後に職場の4階から飛び降り亡くなりました。
 遺族は2013年に「発症した被害者への安全配慮義務違反」として日本郵便を提訴。2016年に会社が遺憾の意を示したうえで解決金を支払い和解が成立しました。続いて遺族は労災認定を申請、さいたま労基署は不認定としましたが、埼玉労働局労働者災害補償保険審査官に審査請求、2020年3月、逆転で労災として認定されました。ひきつづき遺族は会社への謝罪を要求し取り組み、2021年6月21日日本郵便株式会社の幹部3名が孝司さんの墓参、そして小林家において正式に謝罪を行いました。









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